吹きこぼれの原理と対策
2019/01/15
ヒロナカです。
インスタント麺等を茹でているとき、ふとしたよそ見で吹きこぼれをさせてしまい何度も五徳(鍋をコンロの上に五か所で支えてるやつ)を汚してしまっている私です。同じようなご経験をお持ちの方も結構いるのではと思っておりまして、この度いいのを見つけましたのでご報告させていただきます。
吹きこぼれの原理とは
まずは、なぜ吹きこぼれるの?から知っておいた方が良いかと思いまして。
→食材のでんぷん質が溶けて湯面に幕を張るため蒸発できずに泡になります。その泡が溜まると湯面を押し上げてお湯があふれます。
湯面の幕の中は、レジェンド芸人の「押すなよ、押すなよ」状態です。
通常ですと泡が溜まらなければ吹きこぼれませんので、こまめにかき回したりびっくり水で泡を消しています。
※びっくり水:差し水です、沸騰して吹きこぼれるのを防いだり仕上がりを調整するために加える冷水です。
吹きこぼれを防ぐ簡単な対策は?
- 吹きこぼれの原因となる幕がなければよいので、茹でる際に油を混ぜる。この油によって幕が割れやすくなり吹きこぼれの原因がなくなる。
- 鍋にスプーンを入れておくとお湯の対流が変わり鍋の中心に向かって泡立つので吹きこぼれしにくい。
- 100均などで販売している「ふしぎくん」を鍋底に置くだけでOKとの事。(ふしぎくんが浮いてくることもあるのがまたふしぎ)
→急須のふたでの代用も可能です。
・鍋の上に菜箸を置いておくと泡が箸に当たって消えて吹きこぼれない。・フライパンで茹でる。
→フライパンは湯面の表面積が広いので泡が冷やされ割れやすくなるので吹きこぼれない。などの対策がある
ガスコンロで吹きこぼした後のコンロ周りをみると萎えますよね。
IHに憧れるおっさんでした。お試しあれ