【フィッシング詐欺】セレブ界を驚愕させたiCloud不正アクセス犯人が司法取引で訴追
2018/11/22
ヒロナカです。
2014年に世界中のセレブを震撼させた「iCloud」から女優やモデルのプライベートな写真がネット上に流出した事件で、ペンシルベニア州在住のライアン・コリンズ容疑者(36)が「iCloud」へ不正アクセスしデータを盗んだ疑いで訴追された。
コリンズ容疑者に個人情報や写真をハッキングされたセレブには、今年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン(26)やジェニファー・ローレンス(25)メアリー・エリザベス・ウィンステッド(31)キルスティン・ダンスト(33)メリッサ・ブノワ(27)、人気モデルのケイト・アプトン(23)らがいる。
大騒動の流出事件の手口は古典的なフィッシング詐欺
不正アクセスと言ってもコリンズ容疑者の手法は「フィッシング」、アップルやグーグルからのメールを装って被害者からログイン情報を聞き出すというもの。
日本でもネットバンクのログイン画面そっくりな画面で暗証番号を入力させる「フィッシング詐欺」が一時期流行っていた。
銀行のログイン画面は必ずご自身で検索して移動して下さい。
突然届いたメールのリンクからの移動は偽画面へ誘導される可能性があるので危険です。
それと暗証番号入力でポップアップ画面(別ウィンドウ)が出た場合も疑ってください。URLもチェックしてください。ほぼ「フィッシング詐欺」だと思いますよ。
管理会社からIDやパスワードを聞かれることは絶対にない。
大事なものへのパスワードとどうでもいい会員登録のパスワードは使い分けるべきです。
何かに登録すればそれを閲覧できる人間は必ずいるのでアドレスとセットで渡していればメールへアクセスされる可能性はなくはない。
2段階認証の設定も必須だと思います。
下記よりグーグルの2段階認証とヤフーのワンタイムパスワードの設定が行えます。
このあたりはしておくことをお勧めします。一般的なセキュリティをしないで不正にアクセスされても被害者に責任を問われるようになるかもしれない。
ライアン・コリンズ容疑者は司法取引で禁固5年が1年半とかなりの短縮ぶりである。
ただ今回の訴追は不正アクセスのみなので流出させた罪には問われていない。
ライアン・コリンズ容疑者は、ペンシルベニア州南部ランカスターの電子商取引に関するマーケティング会社でプロジェクトマネジャーを務めており、フェイスブックによると妻と2人の子供がいるという。
世知辛いが個人情報に関しては慎重にならざるを得ないでしょう。自分だけのためではく自分につながる人の情報も流出させてしまうことになるのですから。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。