無料の力
hironakaです。
無料にすることで売り上げが上がるです。
ブラックジャックによろしく
研修医がぶつかる日本の大学病院や医療現場の現状を描いた漫画で、累計発行部数1000万部超える人気作品です。
ブラックジャックによろしくは著者が業界としては異例の著作権フリー化を宣言してあらゆる2次利用を認めて一時期話題になりました。
二次利用フリー化とは無料で購読できるのはもとより、商用・非商用問わず自由に作品を改変して利用していいですよというものです。
作家の利益を守るという観点からは考えられないことです。
無断でコピーしている、知らない商品のキャラクターになっている・・・私が作家だったらキッーーーーーっとなっていると思います。
でも、でも、でも、でも、そんなのかんけーねー
気になるおっぱっぴーはといいますと
勝手にパロディが増える→原作に興味を持つ人が増える
企業が勝手に使用する(ソフトバンクのホワイトジャックによろしく)→原作に興味を持つ人が増える
からの
この作者の他の作品にも手を伸ばす。
結果的に著作権フリーから半年で3700万円のロイヤリティ収入があったそうです。
物があふれている昨今では、たとえいい物でも知られなければ売れません。一部を無料で開放して良さを分かってもらい売り上げにつなげるのが早いですかね。
LINEのように基本機能は全て無料で利用できて、その後のバックエンドで課金アイエムや広告料で利益を上げる。
使えない無料は逆効果になるので、無料に力を入れるといいかと思います。無料があまりない業界であればなおさら効果が出るのではないでしょうか。
色んな無料が出ないかな